天王山の大杉
国指定 天然記念物
昭和5年2月28日、天然記念物に指定される。
●天王山 神渕神社の大杉
(てんのうやま かぶちじんじゃのおおすぎ)
推定樹齢 800 年
樹 高 42.5 m
目通周囲 9.9 m
体 積 80 立方m
(岐阜県七宗町神渕地内)
海抜457mの「金幣社神渕神社」境内にあって、神の降臨を仰ぐ「神の宿り場」として祀られている。
大杉を仰ぐと、シノブの繁茂した枝が見える。
よく見ると、腐った枝は直径50cm×長さ50cm程度のものが3本あって、これを株としてシノブの固まりがある。
シノブの表面は緑色の苔が被っており、株の厚さは12cm程度ある。裏から見ると株の枝は腐って土になりかけている。
早急にこれを切除して影響が幹にまで達しないようにしなければ・・・
案内図
「ふるさと研究会」の土屋茂さんのご好意により提供されたイラスト(78KB+94KB)は
こちら
です。
道祖神
参道の入り口から神社鳥居まで1丁ごとに道祖神が建てられており、全部で18体ある。
お茶ばば様の碑
旧参道には、昔、にぎわう参拝客にお茶を振る舞ったという茶屋のばば様の碑がある。 その隣には面影を残す樫の木の古木がある。
物見岩
秋冬の澄み切った晴天の日には、遠く伊勢湾まで望むことができる?物見岩がある。 昔の参拝客はここで一服して絶景を楽しんだことだろう。
御佩郷の文字
岸壁に刻印された磨崖文字(まがいもじ)で、1つが2m四方もの大きさである。 この地が昔、御佩郷(みはぎごう)と呼ばれていたことからこの文字が刻まれたものと思われる。
奥の院
裏山に、「天の岩戸」の伝説がある「奥の院」がある。 神渕神社の御神体が「須佐之男命(すさのおのみこと)」である理由もこの伝説からか。
神渕神社
ホームページへ戻る