まちづくりボランティア
第2回まちづくり事業ワークショップを開催しました。
1 実施要領
事業名 飛騨川流域まちづくりの会
「龍神さんが棲む箱庭のまち」まちづくり事業
日 時 平成24年12月16日(日) 9:00〜11:30
集 合 七宗町「木の国コミュニティ」駐車場集合
会 場 集合場所から飛水峡まで 徒歩で往復
内 容 地域の自然観光資源である「飛水峡」をキーワードに「まちづくり」について
現地視察から計画づくりを考えます。
<開催風景写真>
2 ワークショップの結果
* 今回は、現地視察の感想・意見を書面にて提出して頂いたため、長文の意見もありました。これをまとめるに当たり、趣旨を変えないよう、多少短くしたり、言い換えをして掲載しています。
現地視察の感想、意見
@見どころ等について
・ 岩の形・色など景色のすばらしさを再認識できた。さらに、季節ごとの花木が
加われば絶景となり、観光客の誘致は期待できる。
・ 草刈りなど道路の整備が必要である。
・ 滝などが見られるように立木を取り除きたい。
・ 旧国道からの散策がよい。
・ 桜はあるが、岩つつじの後の見どころを考えるべきである。秋の紅葉が少ない。
・ 岩に名前をつけたらどうか。しめ縄をつけたらどうか。
・ 河原へ降りる所をわかりやすくする。マップにも降り口をのせる。
・ 旧国道から川へ降りた所。姫岩、ポットホールが多数あり季節に関係なく
いつでも良いと思う。
・ 旧国道沿いは、渓谷美をたんのう出来る場所が続いており、案内する人が
説明すれば満足できると思う。
・ 姫渕の岩、上麻生橋の上にかざりをつけたらどうか。
・ 甌穴を身近で見られる場所がよい。第一トンネルの手前から降りて行く所は
足場を整備するとよい。
・ 第一トンネルの左下の岩場がよい。ただし、階段が少し危ない。
・ 国道側から見た、赤池弁財天周辺がよい。直下のポットホールは写メに撮り
パワースポットにならないかな・・・。
・ 洞門手前の下に、ハート型の岩がありました。名前をつけては・・・。
・ 国道を町に払い下げた、道路を利用するとよい。
・ 道路から降りると危険個所が多いので、標識等で案内するとよい。
・ 季節はそれぞれの時季に、よいところがある。
・ 旧国道側からの景色は、大変良い場所が、多くあった。
・ 対岸の景色は良く、ある程度整備されているので、見る側(旧国道側)の
整備が必要である。
・ 道路上から見るだけであれば、特に危険は考えられないが、川岸に近づく
には、危険があると思う。
・ 飛水峡全部が見どころですが、第1トンネルから七宗洞門までの1.3km
の間の渓谷美は、国内でもあまり見ることが出来ない自然の美しさではないか
と、散歩をするたびに、感動しています。
この場所は、旧国道のためガードレールがあり、ここに立って眺めていると、
飛騨川に吸い込まれるような錯覚を覚えることもあります。
飛騨川の水と両岸の岩が四季折々の変化を見せてくれる素晴らしい景色は、
何時見ても飽きることがありません。
七宗には、20億年前の石もありますが、研究者以外の人には、あまり感動
を与えるようなこともないのでは・・・。しかし、この飛水峡にあっては自然
の渓谷美そのもので、思わず「素晴らしい」の言葉が口をついて出てきます。
この地域に住んでいる我々が、素晴らしい景観を、日本国内だけでなく、海外
にも発信したいと強く思っています。皆で何とかしたいものです。
なお、渓谷のため、近づくことは危険を伴うと思います。
A設備について
・ 駐車場、トイレは、設置が必要である。
・ キロ表示のある案内板があるとよい。
・ 旧国道の砂利を取り除けば、駐車場としての用地は、十分ある。
・ トイレは必要である。
・ 飛水峡の文字看板を洗うとよい。
・ トイレは道の駅を利用するようにして、途中の道には設置しない方がよい。
・ 第2トンネル横の旧国道を駐車場にする。トイレを設置する。
・ 赤池弁財天の方へ渡る橋が必要である。
・ 駐車場は、現在の空き地を利用し、将来的には戸刈にできる空き地を利用。
・ 休憩場所は、旧国道の広い所を利用すればよい。
・ トイレは、簡易トイレを設置してはどうか。
・ ガードレールの無いところ等は、柵の代わりにロープで補強するとよい。
・ 案内板は、皆で話し合って作るとよい。
・ 回遊型散策コースにするには、赤池付近で、観光つり橋が必要である。
・ トイレは改修が必要である。
・ 旧国道沿いの整備は、行政と予算が導入できないと、実現が難しい。
・ 国道の駐車場(待避所)からすぐに見られる場所は、特に何も必要はないが、
案内板の充実、掃除は必要と思う。
・ 自然の景観が宝であるので、駐車場や休憩場所に金をかける必要はないと思う。
・ 今はトイレは必要ない。道の駅があるので、そこを利用してもらうように
すればよい。
・ 旧国道の下手から進入して、上手から国道41号線へ出る、一方通行の方法
とし、山側に駐車すればよい。草刈りは全て綺麗に刈り取る必要は無く、なる
べく自然の方がよいのでは・・・。
Bウオーキングコースとしての視点では
・ 道の駅・上麻生駅からロックガーデン、日本最古の石発見地などを回るコース
で2時間半くらいあれば、コースができるのでは・・・。
・ 健康祈願などの出来るところが、あってはどうか。
・ 案内人がいると、危険個所に立ち入らなくすることができると思う。
・ 草木が生い茂っているのを、片付ける必要がある。
・ 上麻生橋から七宗洞門までを往復することで良い。行きと帰りと違った景色
が楽しめる。
・ 将来、旧国道側から赤池弁財天まで橋を架け、周回できると最高です。
・ 駅から上麻生橋を渡って、旧国道を通り、弁天橋(現在はない。)を渡って、
ロックガーデンを通るコースがよい。途中、音滝、細尾ダムを見どころに入れる
とよい。
・ 赤池の弁天様から国道側につり橋が出来れば、一周するコースが出来る。
それまでは、旧国道を歩くコースを整備するとよい。
・ ウオーキングコースを考える上では、トイレ、休憩場所等を考慮する必要が
ある。
・ ウオーキングコースとしては、つり橋はどうしてもほしい。
・ 道の駅、飛水峡、報国橋をコースに含めて、距離、時間等を考え、色々な
コースがあるとよい。
・ 上麻生駅から、梅林、お姫渕、赤池は見どころである。
Cその他
・ 赤池付近につり橋がほしい。
・ 岩石の説明では、石の博物館とコラボできないか。
・ 土・日限定で、旧国道を解放することとして、メンバーが常駐してはどうか。
・ つり橋の再建は無理なのか。方法を考えてみたらどうか。
・ コース標示には、町の設置した標柱を使用して、ペンキを塗る等修復を・・・。
・ 四季の写真を、どこかに載せられるとよいと思う。
・ コースの視察を今後も行って、多くの意見を出してもらうとよい。
・ 少しでも仲間を増やして、町民みんなが取り組めるようにしたい。
・ 勝(赤池弁財天)方面のコースも、ワークショップで行うとよい。
・ 町内、町外を問わず、定年を迎える等、時間に余裕のある人達をどう呼び込む
かを、考えるとよいのではないか。多くの人に良さを知ってもらいたいと思う。
*今回のワークショップのまとめ
飛水峡周辺の自然の美しさを、あらためて認識出来たのではないか。
この宝を、「多くの人に知ってもらいたい」という気持ちも強くなり、対岸から
の現地視察も要望にあることから、早めに実施したい。
意見の中には、経費的に難しいものもあるが、夢がある提案もあり、将来実現
できるよう皆で力を合わせて取り組みたい。
(飛騨川流域まちづくりの会 代表 岩田英樹)
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