ぎょいこうざくら



     御衣黄桜とは

標札  
      御 衣 黄 桜(ぎょいこうざくら)
 この桜は、四月下旬ごろより咲き始め、花びらは開花につれてわずかではあるが、緑、黄、 ピンクへと色を変えていく。やがて花ごとポトリと落ちるというそんな珍しい桜である。
 この桜は、他の桜との交配により生まれた品種らしく、中でも大島桜(おおしまざくら)の 影響が大のようである。大島桜は、大輪で一般に白く、ときに香気があり丈夫で里桜の改良に 著しい影響を与え、駿河匂(するがにおい)、滝匂(たきにおい)、松月(しょうげつ)、 鬱金(うこん)など多数の品種を生み出しているといわれている。
                  七宗町教育委員会
 (背景の桜はソメイヨシノです。)  



     平成14年の開花

緑色の御衣黄桜  御衣黄桜
平成14年4月10日撮影             平成14年4月18日撮影 花びらが白からピンクに


御衣黄桜の落花   平成14年4月23日撮影

     開花のようす

 御衣黄桜はJR高山本線上麻生駅前広場の桜並木に あって、たったの2本しか
ありませんが、めずらしい花を毎年楽しませてくれます。
 開花までの様子を撮影しました。

平成10年の開花は4月12日で、淡い緑色の花びらを開きました。


枝 蕾    左の写真は4月6日に、また右の蕾は4月11日に撮影したものです。

 蕾は少しピンクに染まっています。




花1 花2    大変暖かかったため、花は4月
12日に一斉に開花しました。

 左の写真は昼間に撮影したため、露出オーバーで花の色がよく分かりません。右のものは、夕方 バックに白紙を添えて撮影したものです。淡い緑色なのですが・・・
 (左右ともに12日撮影)



15日 16日    15日には大雨洪水警報が出ていましたが、そんな朝の撮影です。
雨のせいか花はピンクっぽく見えました。(左側)

 右は16日の朝の様子です。12日の撮影時にくらべると花びらはやや黄色く感じられました。
 葉は桜餅の葉のような色をしています。




17日 19日    左は17日の朝の様子です。少しずつピンクが濃くなってきたように感じられます。
 ピンクは花びらの付け根の部分から先のほうへ放射状に広がっており、 花びらの先端部分でも見られるようになりました。

 右は19日の昼頃写したもので、花びらの中央部分にピンクのラインが入っています。




20日 21日    左は20日の夕方桜の下でひろったもので、標札に書いてあったとおりポトリと花ごと落ちたものです。
 例年ならば、もっと紅く染まってから落花するのですが・・・

 21日の夕方、軸が付いた落花を見つけました。円内は真っ赤に染まった落花の拡大写真です。
 (右側)






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